やあ、完璧主義の諸君。
仕事で任せられた作業や資格試験の勉強、毎日ブログ更新、運動を続けるなど取り掛かるとき完璧にやろうとしていないかい。
はい、私です。
どうもアメクラです。
人間様々な思考を持っているが、私は完璧主義な考え方に偏っている。
例えば、1から10の手順の作業があったとして、順番はどこから始めてもよいのに、1から進めないとムズムズする。(子供の頃、ゲームを始める前に説明書を読んでいた)
海外旅行に行きたいと思い、まず現地で旅行英語を話せるようになってからじゃないと行こうとしない。(パスポートの期限切れる)
新しいこと始めようとするとき、まず準備を整うまで始められない。(その準備すら全てをやろうとする。結果、膨大な量になりやらない)
試しにやってみることがとても苦手だ。
ちょっとだけやってみたらいいものを、「あれとこれができるようになってからじゃないと始められない。」と考えてしまっているのである。
これが厄介なもので、不安を大きくして一々ハードルを高くし飛べなくしているのだ。
もっと気軽で身軽に軽快にひょいひょいっとできないものだろうか。と思い、先延ばしに関する本を読んでいたのだが、これは参考になりそうというのがあった。
区切りよくやろうとせず、途中で終わるというもの。
本を一日一章読むと決めたとする。
その時は「やるぞ!」と張りきっていたが、1回やってみてめんどくさくなり、鞄から本を出さずにTVやスマホを見たりと他のことをやりだし時間が無くなって読むのが億劫になるということはあるだろう。
まず、一章読むというのがハードルを上げすぎていたのだ。
一回だけならまだしも、毎日となると読書習慣の無い人にとってはハードルが高い。
また、自宅に帰る→鞄を置くという行動で途切れているのだ。
そこで、ハードルを下げてみる。
「鞄から本を出して、1行読む」
「それ以降は自由にダラダラしてもいい」
それぐらいならできそうではないだろうか。
どうやら脳というのは、習慣になっている行動を無意識にやってしまう習性があるそう。
そこで、悪習慣になっている行動を見直しハードルの低い行動を続けていくと、徐々にハードルを上げた行動になっていくそうだ。
毎日、日記をつけるのが続かない場合は、
「机にノートを出して、1行だけ日付を書く」
食事後、洗い物を溜めてしまいがちの人は、
「食器をシンクに置いたら、1枚だけ皿を洗う」
ハードルを飛ぼうとするのではなく、跨ぐ低さにしてみたら、案外ゴールまで走れるかもしれない。
『1日1%改善』
遠回りに感じるかもしれないが、それぐらい気楽にやってみるのはいかがだろうか。